愛知県でFOCUSを使用した溶解炉の3Dスキャン~STLデータ化

愛知県にある大手材料メーカー様への出張測定となります。

経緯

お客様の工場ではアルミを溶かしている溶解炉が多くあり、残った灰などが蓄積してしまい、生産できるアルミの容量に影響してしまうそうです。

また、どれぐらいの期間でどれぐらいの灰が蓄積するかの状況把握のために3Dスキャンを実施して、年次比較を実施したいという依頼でした。

FOCUS

FOCUSは持ち運びができ、現地で広範囲の3Dスキャンが行えるのが特徴です。
1回のスキャンで半径150ⅿの範囲を3Dスキャンすることができます。

取得したデータは寸法測定・レイアウト検討・年次比較・3Dモデル化などの用途に使用できます。

測定内容

2つの炉の3Dスキャンを行い、STLデータの作成という内容となります。

今回は溶解炉を改修したタイミングで3Dスキャンを行い、STLデータを作成します。

今回取得したデータを正にして、一定期間経過したタイミングで改めて3Dスキャンを行い、正としたデータとの誤差を色比較で表示することになります。

色比較を行うことで、全体の傾向を一目で判断することができます。

測定方法FOCUSを使用した溶解炉の3Dスキャン~STLデータ化
ワークサイズφ9ⅿ×2ⅿ
測定日数1日

2023年03月17日

三重県でFOCUSを使用した火力発電所の3Dスキャン»