三重県でFOCUSを使用した火力発電所の3Dスキャン

三重県にある火力発電所様への出張測定となります。

経緯

燃焼器の設計にあたり、現在使用している燃焼器の把握のために、3Dスキャンを行いました。
現状把握のために、フランジ面やパイプ類をできる限りデータ化したいというご要望でした。

FOCUS

FOCUSは持ち運びができ、現地で広範囲の3Dスキャンが行えるのが特徴です。
1回のスキャンで半径150ⅿの範囲を3Dスキャンすることができます。

取得したデータは寸法測定・レイアウト検討・年次比較・3Dモデル化などの用途に使用できます。

測定内容

今回は燃焼器全体の3Dスキャンを行い、3Dスキャンデータの提出と点群のテキストデータをご提出しました。

測定自体は問題ないですが、事前確認に行った際に燃焼器が建屋いっぱいに入っている状態だったため、FOCUSを設置できる箇所が非常に少ないことが予想されました。
そのため、事前に治具を作成し、できる限り色々な位置から3Dスキャンができるように工夫して測定を行いました。

※スキャンしたデータはGalaxy-Eye Viewerという無料のソフトをインストール頂くことで、お客様のパソコンでも3Dスキャンデータを見ることができます。

測定方法FOCUSを使用した燃焼器の3Dスキャン
ワークサイズ3ⅿ×5ⅿ×2ⅿ
測定日数2日

2023年03月16日

«愛知県でFOCUSを使用した溶解炉の3Dスキャン~STLデータ化
愛知県でFOCUSを使用した溶解炉の3Dスキャン~色比較»