ここが違うサワテツの出張測定

測定者によって測定結果が変わるって知っていますか?

測定者によって測定結果が変わる要素

上記のように、測定者が行う作業によって測定結果が変化する要素がこれだけあります。
測定だけなら操作を覚えてしまえばできますが、はたしてその測定者が測定した結果が信用できるでしょうか?

特に大きい物を測定する場合は、どうしても色々な誤差が出てしまいます。
ただし、サワテツでは変化する値をいかに少なくするかを考えて最適な方法で測定しています。

サワテツが様々な業界や環境で多くの測定実績を積んできたからこそできるのです。

測定誤差を最小限に抑えるために

測定誤差をできる限りなくすための要素として、大きく分けて、【環境】【測定器】【基準・測定】に分けられます。

環境

お客様の環境での測定となるので、どうしても振動や温度、空気の影響は防げません。
サワテツでは、お客様に測定誤差を生む要因を説明して、可能であれば測定中は振動などを最小限に抑えて頂いております。
また、可能であれば、工場が稼働していない夜の内に測定を行わせて頂くことで、振動や温度変化、空気の状態などをできる限りいい条件にしています。

測定器

校正

測定器には、年1回行うメーカーの校正と、測定前に行う校正があります。
測定対象物の大きさに合わせて、測定前に校正を行うことで、できる限り測定誤差を減らすことができます。

補正

測定対象物の温度を補正してあげることで、温度による誤差を最小限にすることが可能です。

測定器の設置箇所

測定器は測定対象物までの距離により、測定誤差が大きくなります。
そのため、できる限り測定箇所に近づけて測定する必要があります。
ただし、測定箇所をすべて測定できる位置に設置する必要があるので、どこに測定器を設置するかが非常に重要になります。

測定

測定対象物が大きくなることで、測定対象物自体の加工誤差、組付け誤差などが大きく出てきます。
そのため、基準の取り方、測定箇所、測定点数が非常に重要になります。
特に、基準の取り方が良くないと、その後の測定がすべてNGとなってしまうこともあります。

サワテツでは、初めに測定対象物の測定を行い、その結果を見て、基準の取り方、測定箇所などを決めることもあります。
また、測定結果を踏まえて、基準の取る箇所などをお客様と相談することもあります。
基準を取るための測定を行うなど、測定結果の誤差を無くすために、細心の注意をして測定を行います。

三次元測定以外の測定方法を知っていますか?

測定方法

▼「レーザートラッカー」による大物測定

MEGA三次元測定
設備の軌跡測定 →
1/100単位の調整測定
CADデータとの比較測定

▼「FOCUS」による空間3Dスキャン

3Dスキャン(点群データ化) →
点群データから寸法計測 →
レイアウト検討 →
レイアウト検討時の干渉チェック →
点群データからCADデータ化管理 →
CADデータから図面化 →

測定方法だけでもこれだけあります。
どの測定方法が最適かわかっているお客様もいれば、測定したいけど、どういう方法がいいのかわからないお客様もいます。
お打ち合わせの中でお客様が必要とするデータはなにかというのを理解して、最適な測定方法を提案させて頂いております。

測定+αの測定結果

加工後の直径を測定したいと要望があったら?

直径を測定する場合、取得した全ての点を平均して円を作るため、測定する箇所、点数によって測定結果は変わります。

数値上は公差に入っていても、楕円になっている関係で、相手部品がはまらない等の問題が起こることがあります。

単純な直径だけではわからない穴の傾向も、真円度のグラフィックをつけることで、どの箇所が設計値より小さくなっているのか?大きくなっているのか?ということまで判断することが出来ます。

その結果を見て、加工方法の検討を行ったお客様もいます。

サワテツの対応力

・明日測定したいんだけど対応できる?
・6か月間の長期の測定なんだけど対応できる?
・110ⅿの工場内にある複数の設備を1つの座標系で測定
・20ⅿ級の設備を組付いた状態で測定
・水力発電所の地下5階で測定
 
急な測定依頼や、長期の出張測定などの対応も喜んで対応させて頂いております。
また、業界問わず、どんな案件でも対応しております。

【基本的に断りません!】
【豊富な測定実績・対応力・測定+αがサワテツならではの測定です!】

測定機器

用途別

*アームとトラッカーは同じ座標で移動することも可能なので、実際は測定範囲は無限になります

レーザートラッカー

レーザートラッカーはレーザー光線を出して測定するため、遮る物さえなければ最大80m程まで精度が保証されています。
特に大きな製品などを測定したい時に活躍する機械です。

FOCUS

持ち運び可能なため、屋内でも屋外でも測定場所を選びません。
1回の3Dスキャンで、150ⅿの範囲を3Dデータ化可能。

アーム型3次元測定器

3次元測定とスキャニングの両方が行える機械です。

3次元測定機

高精度測定機です。

測定内容

  1. レーザートラッカー、アームによる寸法測定
  2. レーザートラッカー、アームによるCADデータと測定点との比較測定
  3. アームによるCADとの形状評価
  4. アームによるスキャンでのリバースエンジニアリング


測定の重要性

最近では物を生産する上で検査は当たり前になってきています。
検査と言っても単純に寸法を測定するのか、CADデータとの比較測定をするのかなど様々です。

ワークが大きくて測定ができない・形状が複雑で測定がうまく行えないなどの要望にも、簡単に持ち運びできる測定機がそれを可能にします。
また、大型の金型、航空機部品、成形後の樹脂測定などの数多い経験から、お客様が必要とするデータを提供します。

全国出張測定対応

アームとトラッカーは持ち運びが出来る測定機です。
車に機材を積み、お客様の指定する場所まで行き、測定を行うことが可能です。

今までは製品を移動していたのが一般的でしたが、測定機を移動することで今まで余分にかかっていたコストや時間が大幅に削減されます。

2014年12月02日

«アーム型ポータブル三次元測定器を使用して、三次元測定の受託サービスを行っている会社です
大型製品の測定»