レーザートラッカーとは?

レーザートラッカー

レーザートラッカー機械の特徴

レーザー光線を測定物に直接当てて距離を測定していると思っている方も多いと思います。

実は、レーザートラッカー本体から出ているレーザー光線をSMR(球体)でキャッチすることによって、本体からSMRの中心の位置を精密に出すことができます。

測定方法

測定方法として、大きく分けてSMR(球体)を手で持って測定する場合と、マグネットにSMRを付けた状態で機械自体が動いて測定する場合があります

SMRを測定器に向けてレーザーをキャッチする
(レーザー光線は周りの鏡によって反射して測定球の中心に集まる)
SMRを測定物に当てて測定する
(真球になっているので、どこに当てても中心からの距離が等しい)
中心点または面に投影させた点などを使用して測定を行う

SMR説明文

測定範囲と精度

測定範囲と精度

基本的にはレーザー光線はまっすぐしかいかないので、遮る物があったり、80mを超える場合は3次元測定ができないか、3次元座標を取り直す必要があります。
レーザートラッカーは、1度作成した座標のまま測定機を移動して同じ3次元座標で測定を続けることが可能です。

レーザートラッカー
メリット

移動してから指定された基準が取れない場合、原点を取ってから測定機を移動して測定を行えます。

そうすることで大きく複雑な物でも測定機を何度か移動すれば指定された基準から3次元測定することが可能になります。

※移動するには移動する前と移動後とで同じ箇所を3点以上測定する必要があります。

実質移動ができるので測定範囲は無制限になります。


例えばこんなときに活躍します

  1. ワークが大きくて測定できない時
  2. 金型の形状を評価したい時
  3. 機上で測定したい時
  4. 社内で測定者を育てるには時間、コストがかかり過ぎる時
  5. 購入には2500万円ほどかかるため設備できない時

出張測定例

  1. 大手重工の設備測定
  2. 大型の設備の校正
  3. 航空機胴体部品の寸法測定
  4. 浴槽用金型のCADとの比較測定
  5. トラック用金型のCADとの比較測定
  6. 航空機CFRP用金型のCADとの比較測定
  7. 大型食品設備の設置
  8. 風車用大型鋳物の3D測定

レーザートラッカー測定事例

大型設備の設置測定事例

大型設備の設置・大型設備の校正・CADとの比較測定・3D測定等、様々な測定実績があります

レーザー測定と言っても、単純な距離測定以外にも多くの測定方法があります。

測定をすることで現状が分かり、対策ができて結果的にこれまでの不具合が解消することが多くあります。

対策をするためには、現状を理解することが1番大切です。

ここでご紹介するのはごく一部ですが、設備の設置等で不具合にお困りでしたら、一度ご相談ください。


レーザートラッカーによる設備設置は食品ラインの他に自動車製造ライン、搬送装置、航空機設備などでも多く使用されます。
*画像のクリックで、レーザートラッカーの測定事例をご覧いただけます。

大型設備の校正CADデータとの比較測定3次元測定について