神奈川県でレーザートラッカーを使用した航空機部品の3次元測定
2012年8月
今回は神奈川県で航空機の大型部品を製作、組付けしている会社様への出張測定でした。
1か月間の長期の測定となります。
経緯
お客様の製作した部品の検査で問題が見つかり、今まで測定した結果が全て使用できなくなったそうです。
再度、大量の部品を再測定しないといけなくなり、サワテツにご依頼がありました。
不具合ということもあり、最短で測定をしないといけない状況でした。
測定内容
航空機用リブ部品の穴の位置度、面の位置度をレーザートラッカーを使用して三次元測定しました。
今回は測定場所が39度もあるため、
測定時に製品の収縮の影響がかなり出てしまいます。
そのため、温度補正を活用し、
計算上ではありますが、補正をして測定を実施しました。
1日に5部品を測定しないと、納期が間に合わないということでしたので、スピードも要求される測定となりました。
測定方法 | レーザートラッカーを使用し三次元測定 |
ワークサイズ | 400mm×200mm |
測定個数 | 約100点 |
測定日数 | 30日間 |
2015年01月21日