愛知県 世界最小ヒューマノイドロボットの測定

 国立大学法人名古屋工業大学の学生様からのご依頼で、学校に伺い測定を行いました。

経緯

「業者に測定をお願いしたいが、学生でも依頼できるのか」というお問い合わせをいただき、対応させていただきました。

アーム型三次元測定器

アーム型三次元測定器は持ち運びができる三次元測定器となります。

多関節構造により、自由な動きができるため、入り組んだ設備などで使用されることが多い測定器です。また非接触(スキャニング)プローブを取り付けることで、物体を3Dデータ化することが可能です。

図面が無い物でもデータ化できるため、昨今ではリバースエンジニアリングに使用されることが増えております。測定した3DデータがあればCADデータやマスターデータとの比較も可能です。接触式・非接触式と、万能な測定器です。

測定内容

今回は、測定物が小さく軽いため、非接触(スキャニング)による測定を行いました。全体をスキャニングし、ソフトウェア上でロボットの全長・全幅を抽出し、数値を算出しました。

通常、スキャニングを行う際には、現象剤(反射を抑える粉剤)を使用することが一般的ですが、弊社の測定器は光沢のある物体でもスキャニングが可能です。そのため、測定物を汚さず、そのままの状態でスキャニングを行うことが出来ました。

学生様からのご依頼は、弊社としても初めての試みでしたが、大変貴重な経験になりました。

測定時間

約0.5H(処理時間含む)

その後

学生様の製作したヒューマノイドロボットは、弊社の測定結果をもとに、正式に世界最小ヒューマノイドロボットとして認定されました。

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人型ロボは手のひらサイズ 世界最小「2寸」開発でギネス17年ぶり奪還 :中日新聞Web (chunichi.co.jp)

2024年08月24日

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