愛知県でレーザートラッカーを使用した航空宇宙大型設備の校正
2012年12月
今回は愛知県の大手繊維メーカー様への出張測定でした。
経緯
現在、社内で使用している設備を1年に1度、校正目的で測定を行いたいということでした。
大型設備のため、今までは精度の確認をする方法がないと思っていたそうです。
ただし、しっかりと品質保証をするために、一度設備の測定をできる方法がないかと、
インターネットで検索していた際に、サワテツのHPを見つけてご連絡頂けました。
測定内容
主軸の先端にSMR(測定球)を設置し、設備内での同じ座標を移動前後に測定をする方法です。
レーザーの性質上、遮ってしまう物があると、1回では測定ができません。
そのため、どこにレーザートラッカーを設置するかを、
設備の動きをイメージして考える必要があります。
設備内では同じ座標になっていても、高精度で測定してみると、
1/100単位での誤差が出ることがあります。
お客様の設備の保証上、5/100までは許容値となるということで、
今回は全て許容値内に収まっておりました。
この測定は毎年1回依頼をして頂いており、大型設備の精度保証する上で非常に重要になってきています。
測定方法 | レーザートラッカーを使用し三次元測定 |
ワークサイズ | 3m×5m×2m |
測定日数 | 1日 |
2015年01月21日