今回は愛知県で住宅向け大型の金型を製作している会社様への出張測定でした。
【経緯】
大型の金型を製作していて、今までは高精度な測定はお客様から求められていなかったそうです。
しかし、最近は保証のために、金型の品質保証まで求められるようになってきたそうです。
品質保証のためにサワテツにご依頼頂きました。
【測定方法】
レーザートラッカーを使用してCADデータとの比較測定
【ワークサイズ】
1500×1000×700
【測定時間】
4時間
【測定内容】
金型の座標系とCADデータの座標系を合わせ、比較測定を行いました。
各サーフェス面毎にポイントを取り、CADデータとの誤差を測定します。
最終的には、測定箇所、測定した点の座標、設計値との誤差をレポートとしてご提出しました。
【CADデータとの比較測定】
三次元測定と違い、CADデータと比較測定をすることで、
誤差をすぐに判断できる測定方法となります。
座標系に対しての数値ではなく、
測定している面との誤差の評価なので、
曲面や三次元形状の評価も可能となる測定方法です。
【サワテツの強み】
CADデータとの比較測定は、座標系を合わせることさえできれば、簡単に測定できます。
ただし、座標系を合わせる方法はいくつもあるので、
どういう方法で合わせ込むかをしっかりと考えないといけないです。
測定する製品やお客様から求められている内容によって、合わせ方を変える必要があります。
サワテツは様々な業界で測定実績が豊富にあるため、
様々な測定方法を熟知しています。
そのため、
最適な測定方法を選定することができます。