滋賀県 造船用大型エンジン 三次元測定 レーザートラッカー

ダイハツ
2016年1月
今回は滋賀県で造船用エンジンを製作している大手自動車メーカー様への出張測定でした。
 
【経緯】

部品毎では全て公差に入っていたそうですが、エンジンをアッセンブリすると、
中でギア部がうまく噛み合わないということでした。

そのため、アッセンブリした状態で各部品の状況を測定したいという要望がありました。
 


【測定方法】

レーザートラッカーを使用し三次元測定

【ワークサイズ】

5m×5m×3m

【測定日数】

3日

【測定内容】

何が問題でうまく組付けができないのかを検証する必要がありました。
最終的には、大きなギアが3本組付けされますが、
まずは、ギアがない状態で測定を行い、
現状を把握した後に、順番に組付けと測定を繰り返します。

結果的に、今回測定して判明したこととして、ギアの重量でケースがたわんでいたということでした。
そのため、部品単体では測定結果に問題なくても、うまく組付かないということが起こっていました。
 
お客様に測定結果を伝えて、対策を考えることとなりました。

測定する際も、小さい部品では気にしなくてもいいようなことでも、
大きな部品になると、熱や重量といったことまで気にして測定をしないと、
測定結果にも大きく影響します。

また、ただ測定するだけではなく、傾向がどうなっているかを意識しながら測定することで、
お客様が知りたい数値を出すことができると考えています。


【三次元測定】
レーザートラッカーを使用すれば、現地で三次元座標を作成することが可能です。

今まで測定できないと思っていた、大きな設備や部品でもレーザートラッカーの三次元測定なら可能です。
 
座標を作成することで、距離や直径を測定できるのはもちろんのこと、
平面度、垂直度、同軸度、位置度などの幾何公差も測定できます。
 
1度座標を作成すれば、同じ座標のまま測定機を移動することも可能なので、
複雑な形状でも測定することが可能となっています。

→三次元測定のご紹介

【サワテツの強み】
小さい製品であればマイクロメーターやノギスなどどいった測定器で測定できます。
また、誰が測定してもだいたい同じ測定値が出てきます。
 
ただ、大型製品は、測定すること自体が困難で、
測定方法によって測定値が大きく変わってきます。
 
・レーザートラッカーをどこに置くか?
・どこを基準にするか?
・何点で測定するか?
 などを考えて測定しないと測定値の保証ができません。
 
サワテツは、大物測定の経験が豊富です。
尚且つ、加工屋集団なので、加工に対する知識もあるため、

製品によって最適な測定ができます。