プレス機の磨耗面スキャン

27年3月
本日は愛知県の大手自動車関連会社へのアーム型ポータブル3次元測定器を用いての出張測定でした。
鍛造プレスのスライド面の偏磨耗をスキャンするという依頼です。
長年使用しているせいで、設置面が磨耗してしまい、そこにつけているプレートが平行でなくなったことで、プレートに変に力がかかってしまい、止めているボルトが折れたり、製品に不具合が出てしまうということでした。

設置面を研磨する案も出たそうですが、組みあがった設備なため、研磨するのにも100万近く費用がかかってしまうため、いい方法を考えていたそうです。
そこで、スキャンしてそれにぴったり合うプレートを作成しようということになり、今回弊社にお声がかかりました。

磨耗部分は寸法では言い表せられない形状なため、スキャンによりデータを取得して、その形状と反対側のプレートを作ることになりました。
プレス機の中でのスキャン作業なので、非常に大変でしたが、無事データを取得することができました。

そのデータを基に弊社でプレートを作成しました。
スキャンデータから加工データを作成することが一番手間で、難しい作業になります。
今回も初めに思っていたより、大幅に時間を費やしてしまいました。

弊社でも、実際にこのような案件は初めてでしたので不安もありましたが、実際に製作した物を付けて生産を開始して頂いた所、今の所不具合も解消されたということで、弊社としても良かったです。

写真はわかりずらいですが、ボールエンドミルで表面を全て形状加工しています。

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