岐阜県 風力発電用大型部品 三次元測定-1 レーザートラッカー

大型鋳物の3次元測定

2014年10月
今回は静岡県にある、大手鋳物メーカー様への出張測定でした。

【経緯】
 
大型の鋳物部品を受注したが、測定できる設備を持っていないそうです。
特に今回の部品は、風力発電に使用する部品のため、
非常に高精度が要求される部品でした。

さらに、非常に薄い部分があり、加工後に変形が起きやすいため、
ただ、測定をするだけではなく、円の傾向などもお客様は知りたかったそうです。
 


【測定方法】

レーザートラッカーを使用し三次元測定

【ワークサイズ】

3m×4m×2m

【測定日数】

1日

【測定内容】

大型部品の中央に、ベアリングがはまる直径1ⅿ程度の穴と、
その周りにある穴の位置関係に厳しい公差がありました。
 
φ1000ぐらいある穴のため、温度によってすぐに1/100単位で変化してしまいます。
そのため、温度変化が少ない朝1番での測定を行うことになりました。
 
大型の製品なので、穴径を測定しているだけでも時間がかかってしまい、
温度変化が起こっている可能性もあったので、測定が正しいかどうか3度測定して確認しました。
特にこれだけ大きいと、楕円になっている可能性もあるので、
単純に穴径を出すだけではなく、穴がどうのような傾向にあるのかも評価しました。
 
それにより、お客様も加工方法の検討や、最終ユーザー様に具体的に説明することが可能になります。
弊社でも大物の製品の場合は特に注意して測定するように心がけております。
 

【三次元測定】
レーザートラッカーを使用すれば、現地で三次元座標を作成することが可能です。
 
大きな設備や部品でも、現地で測定をすることができるため、
測定に有する時間を短縮できます。
 
座標を作成することで、距離や直径を測定できるのはもちろんのこと、
平面度、垂直度、同軸度、位置度などの幾何公差も測定できます。
 
1度座標を作成すれば、同じ座標のまま測定機を移動することも可能なので、
複雑な形状でも測定することが可能となっています。

 

→三次元測定のご紹介

【サワテツの強み】
小さい製品であればマイクロメーターやノギスなどどいった測定器で測定できます。
また、誰が測定してもだいたい同じ測定値が出てきます。
 
ただ、大型製品は、測定すること自体が困難で、
測定方法によって測定値が大きく変わってきます。
 
・レーザートラッカーをどこに置くか?
・どこを基準にするか?
・何点で測定するか?
 などを考えて測定しないと測定値の保証ができません。
 
サワテツは、大物測定の経験が豊富です。
尚且つ、加工屋集団なので、加工に対する知識もあるため、

製品によって最適な測定ができます。